講師の今井です。
国際交流、異文化大好き人間で、自分とは異なる文化を見たい、体験したいと常に思っています。
そんな私ですが、振り返るとちょっと恥ずかしい話には事欠きません。
今よりずっと若い頃。
英検面接対策として福岡で外資系の英会話学校のマンツーマン授業を受けていました。
その時の担当のアメリカ人男性は当時40代前半でしたが、ある時レッスンを終えしばらくして帰ろうと建物を出た時彼と顔を合せました。
突然、私に言った言葉が
“Do you have the time?”
でした。
思わず「う、う、」と詰まって、何とお断りしようか,しかも先生だし、今後無下に断れば角が立つし・・・と悩み、
“I’m married….”
と言おうとした瞬間、彼が私の腕時計を指しもう一度、“Do you have the time?” と繰り返しました。
「???」
そこで、ふと以前学んだことを思いだしました。
「・・・これって今何時ということだったんだ!」
余計なこと言わなくて良かったとホットしました。
知っていてもいきなりのシチュエーション設定に反応できず、一瞬誘われたのかと戸惑ってしまいました。
実は、これには後日談があって、この話を受験の時期、予備校の生徒にしていたら(もちろん失笑を買いましたが)、
数日後、某有名私大を受験した生徒が、
「先生!出た!出た!誘われたんじゃないよね?」と私のところに駆け込んできてきました。
この恥ずかしい話も役に立ったというわけです。
最近出版された本の中にいまどき使わない英語の表現というのがあり、その中に “What time is it ?” という表現も含まれていました。
つまりこれと同じ意味です。
そのほかに時間を聞く表現には、
“Could I bother you for the time?”
というものもあり、これも落ち着いて対応しないと聞き間違えそうですね。
でも英会話は失敗を恐れずしゃべることが一番です。
まずは英語のコミュニケーションをとってみましょう!
今井先生でもそんな勘違い経験あるんですね〰勇気が湧いてきます♪