こんにちは。英語専修コースの前田です。
私の梅雨の楽しみは何と言っても読書。最近、道尾秀介の『龍神の雨』というミステリーを読みました。
雨の夜にぴったりの雨を絡めたお話です。皆さんも読んでみられてはいかがですか?
(受講生さんには貸し出しもできますよ♪前田文庫)
さてさて、前回より、TOEIC®の得点UPの秘訣についてお話しています。
今回はvol.2 具体的なTOEIC®の得点UPのための学習法についてです。
前回のおさらいも含めて、考えてみましょう。TOEIC®を受験する動機として、あなたはどちら?
①日頃の勉強の成果を見るために、定期的に受ける。
②会社で、就職で○○点必要だから受ける。
②の方は、TOEIC®の点数を上げることが急務となっているはず。
対処療法的な英語学習に陥っていないか自分の英語学習を見直してみましょう。
さて、今回のテーマです。TOEIC®の点数を上げるには具体的に何に留意して勉強したらよいのか。
最も大切なのは『レベルにあった勉強』をするということです。
そんなの、当たり前じゃない?と思われるかもしれませんが、かなりの英語学習のプロ(オタクも含む)を除いては、
この『レベルにあった勉強』の判断がなかなかつきにくいのです。
昨今の英語学習ブームで、本屋に行けば、ネットを検索すれば、いくらでもTOEIC®学習法は見つかります。
そして、いろんな勉強法が山のように紹介されていて、どれか一つを信じてやってみようとしてもなかなかうまくいかない。
だから、もう一冊、もう一冊といった具合にどんどん『英語学習法』や『対策本』なるものを購入してしまう。
そんなあなたは、出版社のいいカモです ⇒ そんな私も、その昔、カモでした。ねぎもしょっていたことでしょう(‘◇’)ゞ
レベルに合わない参考書や、英語学習法をやろうとしても、やる気も起きなければ、継続した学習もできません。
そんなカモさんにならないために、ご紹介します。
THE 久ゼミ流英語学習の極意 です♪
分かりやすいように、TOEIC®の得点帯ごとの注意点をまとめてみます。
まず、TOEIC®300点~400点台をさまよっているあなた、もしくは英語初心者のあなたは、まず英語を読んだり聴いたりする機会を増やしましょう。
英検の教材は級ごとに語彙レベルも構文レベルも別れた英文がありますので、英検の教材準2級あたりを使用するといいでしょう。
おそらく文法知識もかなりあやふやだと思われますので、読解に必要な基礎文法だけはおさらいしなおした方がいいでしょうね。
リスニングは構文がそれほど複雑ではない英語を聞いて、2、3秒後に真似て発音するシャドーイングトレーニングをすることで、まずは英語の音そのもの、リズムにしっかり慣れていきましょう。
そして500点~600点台のあなた。長文の精読力を身に付けましょう。
精読力というのは、なんとなくの雰囲気読み、文法構造を無視して単語の意味をつなげていくのではなく、文法的な思考、英語の論理の展開に沿った読解を行うことです。
同時に英語を精聴する練習もします。精聴とは正確に聞くことで、関係詞などが多めに使われている少し難しめの英文を正確に意味をとらえながら、文構造も理解したうえで繰り返し聞くことです。
これには、聞いた英文を書きとるディクテーションや、シャドーイングなどのトレーニングが効果的です。
700点~800点台をさまよっているあなた。このレベルでは、学習する英語のレベルをぐっと上げて、本物の英語を身に付けなければこの壁を突破することはできません。
英字新聞やCNN、ABCなどのニュースなどで生の英語にどんどん触れて、語彙力、速読力、リスニング力など鍛えていきましょう。
このレベルを超えると、現地に行ってネイティブの方々とコミュニケーションをとることもできるようになります。
900点近くのあなたは、もう私にいろいろ言われなくても自分の学習スタイルが確立しているでしょ?
それを継続していけばいいのです。
そして、TOEIC®の点数にこだわるよりも、英語をツールとして使えるようにするための勉強にシフトしていけばいいし、きっともうそんな勉強をされているのではないでしょうか?
再度言います。最も大切なのは『レベルにあった勉強』をすることそして、『レベルにあった勉強』の判断は自分ではなかなか難しい。
久ゼミ英語専修コースでは、みなさんのレベルにぴったり合った学習法を一緒に考え、ご指導いたします。
勉強が続かない、何をどうしたらいいのかわからない、英会話学校や通信教育にたーくさんお金を払って挫折した。
そんな悩みをお持ちの方々ぜひ、 一度足を運んでみてくださいね。
英語って楽しいな、本当の意味でそう思ってもらえるような学校ですよ♪