日差しは春らしくなってきましたがまだまだ寒いですね。
先週から我が家では風邪菌が蔓延していて、私も40度近い高熱にうなされ英語の勉強どころではない日々を送っていました。
体も回復しつつあるので、そろそろ悪循環を断ち切らねば・・・と、今日は通勤途中で英字新聞を買って、車内で社説を一人でぶつぶつ・・・口頭で和訳しながら久留米までやってきました!
何らかの理由でしばらくやるべきことから遠のいてしまうと、元に戻すのに気合が必要ですよね。
罪悪感もありますし、、、、。
やはり人間何もしないでいる方が楽ですから(笑)
そういう時は、かえって何も考えずに、 “Just do it! “
やだな~、面倒だな~と、思う前に、ただ、やってみることにしています!
やっぱり、自分によいことをした後は気持ちが良いです!
今日、口頭で訳した社説は、背景的に知らないことも多かったので点数は60点くらいの出来でしたが、最後まで訳したことでまずは最低ノルマクリアです。
英字新聞は、まだまだ自分には無理~!と考える方もいるでしょうが、意外と日本で話題になっているニュースばかりで英語で読んでも読みやすいですよ。
駅の売店で販売されていると思います。
週に1回でも、月に1回でも買って時にはじっくり読まれることをお勧めします。
読んだ記事は、できたらアフターケアーも!
それは、以前にも書きましたが、「読める=自分が話せる・使える」というわけではないのです。
一度読んだ記事は、今度は自分で使えるようにしようという姿勢で再び読み直すことが大事です。
例えば・・・
今日のデイリーヨミウリの農業政策に関する社説から抜粋です・・・
「攻めの農業」を掛け声倒れに終わらせないためにも、安倍首相は交渉参加を早期に決断すべきである。
農業改革を加速し、TPPに備えることが必要だ。
という日本語が以下のように英訳されていました。
To prevent “aggressive agriculture” from ending up as an empty slogan, Abe should decide to enter the TPP negotiations at an early date. It is necessary to accelerate agricultural reforms and prepare for the TPP.
受験生の頃勉強した、「prevent A from –ing」は、読んで理解できてもなかなか口頭では使いにくいのではないでしょうか。
「at an early date」なども、さっと口から出てくるかな~、「~が必要だ」は、「it is necessary to 動詞」でつなげばよい、、、これは普段からもかなり使えそうな構文だなぁ!などなど。
英文が読めたとしても、さて自分で使えるか?という視点で見直してみてください。
目からうろこですよ!
パソコンやノートに好きな表現をまとめていって時々復習すると定着しますよ。
英語が上手く話せてよいなぁ、すごいなぁ、、、と思う人たちは、きっとこういった地味なプロセスを経てきているのだと思います。
本当に「学問に王道はなし」ですね。
リーディングはいつも単語の意味を調べて和訳だけしかしていませんでした。
リーディングもやり方を覚えればちゃんとスピーキング力に繋がっていくのですね!
マールバーグ先生、また色々な英語の勉強法を教えてくださ~い(^^)/
Ellieさん、コメントありがとうございます。読んで、和訳だけで終わらせたら勿体ないと思いますよ。週に記事1つだけでも良いので、最後に表現を復習すると良いと思います。能動的に使える英語を増やしていけたらいいですよね!
先生のブログ、前回も興味深く拝読しました。
おっしゃる通りです。知ってることと使えることは違いますね~。上記の日英でprevent fromがくるとは思いませんでした。リスニング、スピーキング向上を意識しながらリーディングに取り組みます!
makemesmileさん、コメントありがとうございます。日本語でも同じで、「理解出来る言葉>使える言葉」の関係が成り立ちますよね。これは意識して使える言葉を増やしていこうとしないといつまでたっても増えないと思います。(自戒も込めて・・・)
上記の文は、prevent fromと使っても良いですし、先に”Abe should・・・”と結論を言って、”so that it won’t end up as an empty slogan”とつけても良いですよね。訳例の文をスラスラと言えるようになったら今度は自分で構文を変えたり、言い出しの単語を変えたりしてどんな文でもスラスラと言えるように自分で負荷をかけたりする練習もできます。スリル満点なパズルのようで楽しいですよ♪